暑い夏休み、京都の街を舞台にして、
人文学部の国内フィールドプログラム(京都)が行われました。
協定校の旭川大学(2名)・札幌大学(6名)・沖縄大学(3名)の学生と
セイカの学生(7名)が、京都の街に出て京都のことを学びます。
先週からはじまったこのプログラム、最終日の今日は、
3つのグループに分かれて行った調査の発表会が開かれました。
京都の寺社について調べたグループ。
鴨川について調べたグループ。
映画『パッチギ!』のロケ地を巡ったグループ。
どのグループも和気あいあいとした楽しい雰囲気で発表していく中、
先生方からは厳しい言葉が続きます・・・。
「なにを調べたいのか、コンセプトがわからない。」
「フィールドワークのおもしろいところは、いろいろな体験をして
こんな考え方やものの見方もできるんだ!と気づくこと。
みんなの発表からは(楽しいだけで)新しい発見が伝わってこない。」
限られた時間の中で、個々の興味対象もちがう中で、
しかも北海道や沖縄の学生たちにとっては慣れない街で、
ひとつのテーマに絞ってグループで協力して調査をしていくことは
難しかったのかな、と思いました。
発表会のあとの閉講式。
フィールドワークの感想は、全員一致で「楽しかった!」
そして、沖縄の学生が「京都が暑くてびっくりした!」と話したり、
セイカの学生が「沖縄の子が手をあげてバスを止めた!」と突っ込んだり、
小さなことだけど文化の違いにもちゃんと気づいていました。
小さな気づきや、先生の言葉や、仲良くなった他の大学の友達・・・
みんながこれからなにかを深く学ぼうとするとき、
このフィールドワークで得たことがきっと大きなヒントになるはず。
そう確信しながら教室をあとにしました。
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板倉先生のゼミで、”ビオトープ”を造っているというので見に行ってきました。
場所は京都市動物園。
園内の池の一角を、里山の池の生態系をモデルに、
いろいろな虫や魚が住めるような環境(=ビオトープ)を造っています。
トンボがたくさん飛んでたり、ガマやアシが生えていたり
池の中でもその一角はちょっとだけ様子が違います。
ビオトープを造り始めたのは、今年の春休みの2月ごろ。
学内の裏山から木を切って運んできて、柵を造ったり、
底を浅くするためトラックで8トンもの砂を運んできて埋めたり、
大掛かりな作業もゼミ生たちで行ったそう。
そして形になったのが7月はじめ。
これからは水質を調べたり、どんな生物が増えたり減ったりしたのかを調査して、
ビオトープの管理をしていきます。
今日は池にどんな生き物がいるかを調べていました。
採集した生き物たちはトレーや水槽に入れてチェック。
トレーを見ると色んなエビがたくさんいる!
(写真ではザリガニが目立っていますが・・・)
けど、エビの研究をしている4回生の藤岡くんが
顕微鏡で種類をチェックすると、これは全部ミナミヌマエビだったそう。
「色が違ったり大きさもけっこう違うけど、角を見ると同じ種なんです。」
卒論で京都の川にいるエビについて書こうとしてるだけあって、さすがです。
ほかにもおたまじゃくし、メダカ、シジミ、
マツモムシ(ひっくり返って泳ぐ虫!)などがいました。
将来的には、貝に卵を産む希少種の魚(カネヒラ・イタセンパラなど)
が生きられる池にしたいと、動物園は考えているそうです。
学生たちの造ったビオトープに、もっと色んな生き物が
住んでくれたらいいなーと思いました。
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今日はデジクリの3回生が去年に引き続きスマートフォン用の
ゲームを開発中と聞き、さっそく授業にお邪魔しました。
(去年の授業はこちら!)
今日が前期の最終授業ということで、
いつにも増して真剣なミーティングを重ねる学生たち。
この授業『ゲームデザイン3』では学生たちを少人数のチーム
(今回は2チーム)に編成してプランナー、グラフィッカー、
プログラマーなどそれぞれ役割を分担したグループ制作を行うのが特徴です。
そして、前・後期の1年を通じてゲーム制作した作品を公開し、
外部から作品の評価をもらいます。
(現在制作中のゲームは、10月下旬に東京で公開予定)
しかし、本格的なゲーム開発は初めてという学生。
さぞかし不安なのでは・・・?
・・・そう思えたのは最初だけ。
その理由はこの講師陣を見れば明らかでした。
去年に引き続いて指導にあたってくれている、
ゲームクリエイターの西健一先生(写真右)と橋本徹先生(写真左)。
そして今年は、WEBプロダクション「1→10 design(ワン・トゥー・テン・デザイン)」の
小野先生(写真中央)に加えて、同僚の小川さんと真辺さんも
プログラミングの指導補助として参加してくださっているのです。
しかし、先生方は一流のクリエーター。
この授業では、けっして妥協はしないのです。
「ここをどうするか・・・」「これはどう?」
ゲームの攻略性を左右する『アイテム』の扱いについて話し合う、
チーム『la quartet(ラ・カルテット)』のメンバー。
モニターに写っているのはメンバーが制作しているゲームのキャラクタ『ZU-MI-』。
“水”がテーマのゲームなのだそうですが、果たしてどんな動きをするのでしょうか?
一方、「不足しているゲームステージを考え中なんです。」
そう話してくれたのは、もう一つのチーム『MIMI(ミミ)』のメンバー。
キツネをメインキャラクターにしたゲームを開発中の彼女たち。
グラフィック、プログラミングと平行してグループ全員で知恵を出しあいます。
彼女たちの今年の夏は、休み返上でゲーム制作に充てられるのだそうです。
今年も(順調に?)開発が進むゲーム制作の現場、いかがでしたか?
長期休暇明けには動作画面を紹介できると良いのですが、果たして・・・!?
進展があり次第、続報はここでお知らせします!
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雲の晴れ間がやってきた今日、
人文学部のワークショップ科目「農的くらし」では、
夏野菜の収穫が行われていました。
トマト、ナス、キュウリ、チンゲン菜、ゴーヤ、バジル、とうもろこしなどなど、
夏野菜がたくさん実っています!
学生たちは慣れた手つきで、野菜をもいで、雑草を刈ってました。
みんな、野菜や雑草、手の入れ方にとても詳しかったです。
4学部交流科目なので、今回は、
ストーリーマンガや陶芸の学生も一緒に野菜づくりをしていましたよ。
そんなみんなが育てた野菜が、こちら。
野菜の表面が、ぷりんぷりんしています。
そして、今日は前期最後の授業ということで、収穫パーティへ突入。
トマトとナスと豚肉のバジルスパゲティ、
ゴーヤチャンプル、ゴーヤとツナのサラダ、プチトマトサラダなどめちゃ豪華。
ご馳走してもらったのですが、さすが採りたてです、野菜の味が濃い!
ゴーヤは生で食べたほうが苦くないし、シャキシャキしてておいしい。
パスタは塩味だけなのに、
トマトの甘みや豚肉のうまみ、バジルの香りが絶妙にからみあってました。
どんな授業だったのか、ストーリーマンガの学生に聞いてみたら、
「ふだん物語を作るのに頭を使ってるから、からだを動かして勉強したくて受講したんです。
野菜づくりというより、生き方を教わるような授業です」とのこと。
野菜づくりを通して自然と付き合ってきて、
問題が起こったときにもあわてず、自分たちにできることで対処したら、
たいていのことはうまくいくんだと、話してくれました。
野菜のおいしさと、学生のことばに胸がいっぱいになった、午後のひとときでした。
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人文学部ワークショップ科目の広告表現をのぞいてきました。
今日のゲストクリエイターは、音楽プロデューサーの四角大輔さん。
四角さんは綾香やSuperfly、CHEMISTRYなどのプロデュースを手がけてきました。
一方でライフワークとして続けている、フライフィッシングやトレッキングなどの
アウトドアライフ(自称:湖マニア)の経験を活かして、
『Fly Fisher』や『peaks』などの専門誌で執筆されています。
プロデューサーとしての絶頂期でありながら、
『ニュージーランドの湖畔に暮らす』という15年来の夢をかなえて
今年、現地に移住。
東京とニュージーランドを行き来するノマド生活を送りながら、
クリエイティブ関連のコンサルティングなどの活動を続けています。
10年間のプロデュース活動で2000万枚のCDを売り上げ、
成功を収めた音楽プロデューサーとして注目されている四角さんですが、
決して順風満帆ではなかった子供時代から、夢をかなえた現在までの話を
聞くことができました。
印象に残ったのは、お金と時間の使い方の話。
ニュージーランドに移住するためには、多くのお金が必要になるはず、
と思って、中古で買った車を13年間乗り続けたり、
毎日、お弁当と水筒を持参したりして、100円単位の節約生活をしていたそう。
音楽業界といえば派手なイメージがありますが、
どんなに成功しても、四角さんは生活レベルをあげなかったそうです。
それでも、自分への投資には、しっかり使うべきとおっしゃっていました。
そして続けて、
「お金は投資したり、宝くじがあたったりして、増えることがあるけれど、
時間はすべての人に平等に与えられている。
音楽プロデューサーとして働きながら、
自分の時間を少しでも生み出すにはどうすればよいかを常に考えて行動してきた。
でも、社会に出ると、いかに合理的に物事を進めるか、
そういうシステムみたいなものを考える仕事がたくさんあるんですよね」
自然体で生きる、いまの四角さんの姿は、ライフワークや夢の実現のため、
物欲やステイタス、世間体を捨ててきた結果の姿なのだと納得させられました。
クリエイティブとかに限った話ではありませんが、人間として、
自分にとって本当に大切なものを知っている人の強さを実感しました。

これは四角さんの奥さんが描いた「夢を実現した図」。
ピンボケですみません。
この絵を常に見えるようにしておいたという、
夢を忘れないための、Vision Makingのエピソードも面白かったです。
「僕も一人でやってきたのではなくて、奥さんや周りのみんなに
プロデュースされてここまでやってこれた。
だからみんなも誰かのプロデューサーなのかもしれない」
そう、この講義を聴いたみんなは、今日からプロデューサーですね。
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