梅雨の中休みで、ひさびさに晴れた先月末。
春秋館のすぐ裏手にある山中では、のこぎりとオノを持って、
額に汗を滲ませながら剪定作業に精を出す学生の姿がありました。
彼らは里山を管理している「ゆい」のメンバーで、
環境社会学科 4回生の井上君と前田君。
彼ら「ゆい」のメンバーは、度々山林に分け入って、
生態調査や間伐作業を通じて山中の整備をしています。
そして、春秋館裏手の階段から登ったこの場所には、
彼らの成果である一本の大きな道が通っています。
通称「ゆいの中央道」。
今は歩き易いように地面がならされて、綺麗に整備されたこの道は
彼らの活動の原点。
ちなみにこの場所の昔の姿(3年前)はこんな感じ。
うっそうと木が生い茂り、日光も入らず薄暗いただの森で、
人を寄せ付けない雰囲気があったのだそうです。(左の木が目印)
彼ら「ゆい」は、山林の間伐などを通じて、
資源の再生と循環をキーワードに
様々な人やモノと『繋がる』ことを活動の目的にしています。
それは、作品作りのためだけでなく、
動植物の生態などを楽しみながら学べる場所として、
気軽に山へ入ってきて欲しいという思いから、
3年がかりで整備してきたのでした。
間伐した林の間から見える岩倉の町並みや
比叡山を自慢げに見せてくれた2人。
「ここからは京都の夏の風物詩、大文字焼きの
『妙』が見られますよ!みんなが知らない所に
実は涼しくて、良いスポットがあるんです。」
・・・そう言って、笑顔で話してくれた2人でしたが、彼らもいまや4回生。
「山の風景を楽しむのも僅かだね〜」と呟いた、
その後ろ姿が寂しそうに見え・・・たのは幻。
『んじゃ、今度はいつ登る〜?』と、明るく話す2人を見て、
そんなに好きならいっそ住んだら良いのにと思う僕なのでした。
梅雨が明ければ暑い夏はもうすぐそこ。
暑さにバテてしまいそうになったら、
2人から教えてもらったこの木陰で涼みながら、
岩倉の風景を楽しんでみるのも良いかもしれません。
category : キャンパスを歩いていたら, セイカの学生|comments(0)
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