夕立も止み、夕焼けが見え始めた頃、
ぞろぞろとテニスコートのほうへ歩いていく集団あり。
追いかけていくと、先日のビオトープでも話題の、
板倉先生(人文学部教授)の姿を見つけました。
「京都自然教室」が開かれていたのです。
「京都自然教室」は、板倉先生が20年以上続けている活動。
毎月1回活動していて、ピザを生地から作って焼いて食べたり、
草木染をしたり、季節に合った自然観察会を開いています。
今日は、「光に集まる虫を観察しよう」ってことで、
白い幕に電気を当て、虫を誘い出す仕掛けづくり。
そうして、2、30分した頃、
カメムシやミンミンゼミ、ツノゼミなど、さまざまな虫が集まってきました。
なかでも一番みんなのテンションがあがったのが、オオミズアオという蛾。
蝶のなかでも大きく、青白色の羽根が神秘的です。
スタッフをしていた板倉ゼミの学生が、
「蛾って、顔がかわいいんですよ。
顔の周りのモフモフしたところがマフラーみたいで、セレブっぽい」
と言ってて、びっくり。
蛾がかわいいなんて、人生この方感じたことがありませんでした。
でも、正面から見せてもらったら、たしかに目がクリっとしてて愛嬌がある。
「これ、なんていう虫ー?」と、子どもたちがつかまえた虫を見せにきたり、
大人が群がって虫のお腹を観察していたり。
虫って身近でおもしろい対象だったなあと、
観察会の様子を見ていると、子どもの頃を思い出します。
みんなが協力し合うことが自然で、
どこの家の子どもも「うちの子」のように接する。
「カキ氷にたかって、虫はムシやな~」というおじさまギャグまで、
その雰囲気すべてがなつかしい。
そして、こちらは板倉先生と学生スタッフたち。
虫に詳しいだけでなく、薪もつくれる、炭もつくれる、チェーンソーも使える。
自然をおもしろがって、うまく使いながら生きてくって、力強いことだと、
みんなと話してて思いました。

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建築学科客員教授 前田紀貞さんのレクチャー「建築道」が行われました。
建築家の前田さんは、アトリエだけでなく、
未来の建築家を育てようと「建築塾」も主宰されています。
前田さんが建築物をデザインするとき、好き勝手に作るのではなく、
ルール(型)を定めたり自然性や偶然性に委ねるなど
あえてなにかひとつ“縛り”を作っているのだそう。
そうすることで自分の癖が消え、制作の可能性が広がるのだ、と。
食べかけのプリンをもとにデザインした建築物。
メビウスの輪からヒントを得た建築物。
最も明るい光の入り方をコンピューターで計算した住宅。
など、前田さんの作品には自然の要素が必ず詰まっています。
「建築すること」それは「生きること」だと語る前田さん。
哲学的な話も多く、前田さんの「建築道」が心髄まで伝わってきました。
そんな前田さん、実は建築学科の鈴木隆之先生の友人で、
お互いのことを「マエダ」「タカユキ」と呼び合っている仲。
大学で共に学び、時間が経った今も切磋琢磨できる・・・
素敵な関係だなあと思いました。
レクチャーの最後にワークショップの課題が出されました。
来週31日(土)は、このワークショップの講評会と
さらに豪華なゲストを招いてのパネルディスカッションが行われます。
オープンキャンパスの初日なので、建築に興味がある人は
ぜひのぞいてみてくださいね!
category : イベントをチェック, セイカの教員|comments(0)
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