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2014.02
19
20:40

セイカの卒展始まりました!#seikaweek2014

きょうから卒業・修了制作展が始まりました。

京都市美術館本館では、芸術学部・デザイン学部の卒業制作展が行われています。
絵画、立体、テキスタイル、陶芸、版画、映像、プロダクト、写真、グラフィック、建築・・・、セイカの表現の領域は幅広く、展示作品数はなんと数百を超えます。
4年間をかけてセイカで身につけた力と思いのたけをぶつけた作品たち。
そんな学生たちのパワーがみなぎり、刺激的な作品の数々を見てきました。


版画コース、吉谷栄子さんの「視点」。
正面からだと写真をコラージュした平面作品のようにも見えますが、
少し斜めから見るとブロックに写真を貼りつけた立体作品だということがわかります。
この作品を見ていると「視点」をずらすと違った景色が見える、違った思考ができる。
あたまではわかっていたつもりのことが、急に視覚で納得できたような気がしました。

ひときわ長ーい巻物作品は、日本画コース中原愛莉さんの「伏見稲荷大社」。
写真の左側にもまだまだ鳥居の絵が続きます。
伏見稲荷大社の鳥居をくぐって見える風景が、アニメーションのように
なめらかに目に入ってくるさまは、なんとも例えがたく不思議と心地よいかんじ。
写真右上に見えているかわいいお稲荷さんの布地(巻物の表紙になる)や、
添えられたお稲荷さんの置物もかわいいので、細部にもご注目ください。

羊のプリントと黒のグラフィックをレイヤーでみせる作品は
テキスタイルコース、坂口美穂さんの「SHEEP」。
ポップな9頭の羊には胸をぎゅっとつかまれます(マミタスは羊が好きです)。
同じモチーフが連続して並ぶと、ひとつよりも強力なパワーを感じました。

最後に昆虫作品を続けて2つ。

インパクトの強いこちらは陶芸コース、奥山歓瑛さんの「Bug’s life」シリーズ。
一見オブジェのように見えますが、意外と実用的な作品なんです。
その正体は、胴体の部分はドリッパー、翅はマドラー、腹部はポットになり、
ハチの体をあますところなく用いて楽しめるコーヒーセット。
ほかにも奥山さんの作品はカマキリやクモなど、
個性的な器で食卓をいろどってくれます。

デジタルクリエイションコース、増田環さんの作品「kasacoso」は
昆虫の翅をモチーフにしたアクセサリー。
翅をまじまじと見つめるときれいなレース模様みたい。
見せ方も標本のように壁面に並べるなど工夫されています。
ほかの作品と比べて少し奥まったスペースに展示されているので
ぜひとも見逃さないでほしいです!

このほかにも、プロダクトデザイン学科の作品の中には
女性リウマチ患者のための化粧品デザインを提案したもの、
映像コースでは鑑賞者が映像に触ることで変化を起こすメディアアート作品など、
想像力あふれる作品が勢ぞろい。

京都市美術館(本館・別館)、京都国際マンガミュージアムを中心に行われる
セイカの卒業・修了制作展の展示期間は2/23(日)まで。
きょう紹介した京都市美術館の展示時間は、連日9:00~17:00(入場は16:30)。
昼からは人が多く混み合うこともしばしばです。
「見に行こうかな~」と思っている方は、
ぜひ朝いちばんをねらってお越しくださいね。

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