seika∞sekai – 京都精華大学ブログ -

RSS

2014.04
04
10:02

「名越康文が学生に伝えたいこと」

3月の終わり、人文学部主催の名越康文さんの講演会が行われました。
名越さんは2009年に人文学部教員になり、2011年より人文学部客員教員として学生と接してこられました。

そして、任期は2013年度までということで、 最後に名越さんが学生に伝えたいと思ったことはなんなのか、率直に話してくださいました。

まず驚いたのは、名越さんによる人文学部生の分析がしっくりと来たこと。
ゼミをもっておられた時期もあり、学生と深くかかわるなかで気づいたのだそうです。

「セイカの学生は化ける人が多い。1年生のときは殻を破れないでいるけど、2~3年たったら化ける。セイカは“妖怪の谷”なんです」

「セイカに来た大半の子は自分をだまして生きられない。潜在的にユニークなことを求めている、本当のことを求めているんです。言い換えれば、幼稚」

「セイカは、好きなことが見つからないことが恥、みたいなところがあるね」

「ニッチなことを見つける力は他大学の学生の100倍ある。それを深めることが大事。好きで好きで仕方ないことがあれば、食っていけるんです。これは自信をもって言える」

なーるほど。
多くの人の価値観にうまくのることがてきて、おさえてるとこおさえているように生きられる人はセイカを選ぶ必要がないのでしょう。
既存の価値観に違和感があったり、自分にしっくりくる選択肢を探している学生、教員、職員でできているのがセイカなのかも。

こんなふうに講演会は、名越さんから見たセイカ生の弱みと強みをズバズバ言っちゃう、ことばの嵐でした。

「好きなことを深めていたら自分は何者かを知れる。そうしたらね、1年生のときは見えない殻をかぶっていた子もいい顔になるんですよ」

「自分が何者かを知ったところで、就職活動をしないといけない。僕は新卒一括採用に問題があると思っている。セイカも就活が苦手な子が多いと思う。だからね、セイカに来たんやから、まともな社会人になろうと思ったらあかんよ。 私は自分になる、と思って、その道を進んだらいい」

爆笑を誘いながら、セイカ生が元気になることばを乱発する名越さん。
セイカの学生と向き合って、おそらく、これは大変なものを抱えている子たちだなと思われたのでしょう。
そして、化けていく学生を見て、“妖怪の谷”の多様性を抱え込む包容力をおもしろいと感じてくださっていたのでしょう。

「セイカ大好きやから、また呼んでください」
講演会の最後のことばはお世辞ではないように感じられました。
リップサービスにしては熱い熱い講演だったので。

Comment コメントをどうぞ

  • 山田一雄
    2014年4月6日14:59

    学生の皆さんは人の迷惑や人権考えられる、
    立派な社会人に育って欲しいですね

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

PAGE TOP