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2014.06
11
12:08

人文学部で文学を学ぶ(松田さんと樋口一葉)。

今、広報課では人文学部を紹介するパンフレットをつくっています。
パンフレットでは、人文学部のカリキュラムや精華にしかないプログラムを伝えるほか、
実際に人文学部で学んでいる在学生のインタビューも掲載。

どんなことを学んでいるのかはもちろん、将来の話や子どもの頃の話まで。
まさに今、学び、楽しみ、悩んでいる、みずみずしい話をいっぱい聞くことができました。
ここでこぼれ話も含めて、ちょこっと紹介したいと思います。

人文学部4年、松田里穂さんです。
日本の近代文学、中でも明治時代の女流作家・樋口一葉の研究をしています。

樋口一葉に興味を持ったのは、2年生のときの授業がきっかけ。
その授業では、課題作品として明治から昭和にかけての日本の近代文学をたくさん読むことに。
「時代のせいか暗い作品が多くて、しかも文体が難しくって」と松田さん。
つらいよー、大変だよー、と思っていたところに現れたのが、樋口一葉作品。
「それまでの作品とは全然違った。文体が短歌や和歌みたいで、すらすら頭の中に入ってくるんです。だからか、登場人物の気持ちもよくわかりましたね」(松田さん)

それから、何かに導かれるかのように樋口一葉作品をもとにした舞台や映画に次々と出会い、
その魅力にはまっていったのだそう。

卒業論文のテーマも、樋口一葉作品の魅力について。
「自分がどんなところに惹かれたのかを追究したいと思ってます」と松田さん。

松田さんは小さい頃から、本をたくさん読んでいて、お父さんに「おもちゃじゃなくて、本なら買ってあげるよ」と言われていたそう。
そして、今は文学を学んでいる。
大学で何を学ぶかを考えるときのきっかけって、それまで自分が好きだったことや、やってきたことだったりします。
もちろん、今好きなことでもいいし、これからやってみたいことでもいい。
その「きっかけ」の引き出しは多い方がいい、年を経てくるとそう思うのです。

「今学んでいること」の話が終わったあと、松田さんがこんなことを話してくれました。
「高校生のときから思うと、自分がこんな人間になっているなんて想像もしなかった。
精華に来たことで、たぶん他の大学に行ってたら話もしなかったようなこと、例えばジェンダーのこととかについて意見を交わせるのが良かったです。ただ趣味が同じとかじゃなくて、いろんな価値観の人がいて、ここは自分と違う意見も受け入れてくれるところだと思うんです」

あー、精華の魅力ってこういうことだ。
どんなに美しいキャッチコピーよりも、強い力を持つ言葉をもらいました。

【人文学部について、詳しくはこちら!】

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