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2014.07
25
16:12

「和菓子がつなぐココロ」(虎屋×プロダクトデザイン学科産学連携プロジェクト)

昨年、和菓子の老舗・株式会社虎屋さんと、プロダクトデザイン学科の産学連携プロジェクトが行われました。ライフクリエイションコース2年生29名がプロジェクトに参加。
学生の視点で、人と人のココロをつなぐ和菓子を企画し、デザインからプロモーションまでを考えました。
そのプロジェクトの成果発表「新しい贈答 和菓子がつなぐココロ」展が、現在、虎屋 京都ギャラリーにて開催されています

学生たちがデザインした和菓子のモデル(粘土などでできています)やパッケージ、プレゼン用のパネルが展示されています。
展示にあわせて、モデルやパネルも力を入れてつくった学生たち。会場の設営も自分たちで行いました。

数ある作品の中で、私が食べたいなあと思ったのは、こちら。

写真右側の作品、「珈琲モナカン」です。
珈琲味のようかんが、マグカップ型のモナカに包まれています。どんな味がするのか気になる・・・
贈る相手にあわせて「オリジナルブレンド」「ほろ苦ブレンド」「乙女ブレンド」の3種類の味が。
「がんばっている人たちにホッと一息ついてほしい」というコンセプトにもグッときます。

広報課で話題沸騰だったのがこの作品。

その名も「TORAYA MEN」。
真っ黒なその見た目、プレゼンパネルには「甘くない焼菓子」と書かれている。焼菓子なのに甘くないってどういうことだ、といろんな意味で気になる作品でした。

今回のプロジェクトでは、学生のがんばりはもちろんのことですが、虎屋さんに本当にお世話になりました。
中でもお世話になったのがこの方。

虎屋さんの宣伝課におられる小谷由香里さんです。
小谷さん、実は精華の卒業生(プロダクト・コミュニケーションデザイン専門分野卒業)。
昨年までデザイン学部におられた丸谷先生から、産学連携の相談を受けられていたそうで、
「丸谷先生の熱い思いを聞いて、ぜひ母校のためにこのお話を進めたい!と思っていました」と。
プロジェクトを実現させるため、社内向けに企画書を作成したりと奔走してくださいました。

プロジェクトがはじまってからも、精華に何度も足を運び、虎屋さんの歴史やデザインについて学生に講義も。
学生たちは講義を受け、企画から中間プレゼン、そして最終プレゼンへと進んでいきました。
「中間プレゼンから最終プレゼンの間の、みんなの伸びがすごかったですね。学生さんは、表には出さないけど内に秘めている情熱があって、それが作品に表れていました」と小谷さん。

先ほど紹介した「TORAYA MEN」。
プレゼンのときに制作した学生が「人が真っ黒のものを食べていたら気になって、『それ何食べてんの!』とつっこむことでコミュニケーションが生まれる」と発表したそう。
これには小谷さんも、「若い人たちの発想や着眼点には気付かされるものがありましたね」と。
プレゼン全体を見られた虎屋さんの別の社員の方からも、「ずっと会社にいると無難な案をとってしまいがちだから、学生さんのアイデアが新鮮だった」との感想をいただきました。

小谷さんとも話していたのですが、学生作品の中には、親子や夫婦といった家族のつながりを意識したものが多かったのが印象的でした。特に今という時代は、身近な人と人とのつながりを大切したいと思う、若い人たちが増えているのかもしれません。

さて、プロジェクトの成果発表展示にあわせて、学生作品のひとつが商品化されました。
下の写真が商品化されたおまんじゅう。何をモチーフにしているのか、わかりますよね!

さすが虎屋さん、おいしくてペロリといただきました。
このお饅頭は会期中、とらや 京都一条店、虎屋菓寮 京都一条店で限定販売されていますよ。

実は、ほかにも商品化やプロモーション企画の実現を検討している作品もあるとのこと。
引き続き、広報課でも虎屋さんに注目していきたいと思います。

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