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2015.02
20
13:02

2014年度人文学部卒業展示と学生作家販売店「セイカのおみせ」レポート #seikaweek

「ジンブンガクの現場」と題した展示を、京都精華大学サテライトスペースkara-Sで開催中です。(会期は2月22日まで)人文学部では4年間の学びの集大成として卒業制作に取り組む学生もおり、今年度は26名の学生が、マンガ冊子、絵本、洋服など様々な形で展示を行っています。この展示を通して、人文学部の学びを知ってもらいたいという思いが込められているのです。


――京都精華大学サテライトスペースkara-S
京都市中心部の烏丸御池にあり、在学生や卒業生が作ったグッズを中心に販売。ギャラリーも併設し、展覧会やトークイベントなども開催している。

それではここから、タケダが気になった展示をいくつか紹介します。


―― 便利さの裏側に潜むものを考えるマンガ冊子
日本の食品廃棄問題とマンガ表現の可能性をテーマに、文献調査のほか、コンビニでアルバイトをする学生や、コンビニ経営者の人にインタビューするなどして制作されたマンガ。賞味期限が切れるとすぐに廃棄されるコンビニ弁当やおにぎりを取り上げ、私たちの生活の便利さの裏側にひそむ問題をコミカルに描いている。


―― 絵本を通して伝える格差問題
大学での講義や留学生との交流を通じて知った、アメリカやイギリスなど先進諸国における経済格差問題。その事実を人々に伝えるべく、小学校高学年以上の人に向けた絵本を制作。取り上げた物事について、左ページにはプラス面、右ページにはマイナス面が記され、物事を両面から理解することができる。

この日、展示会場にいたのは、卒業制作としてコスプレミュージカル『Alice in timerland』をグループで取り組んだ長谷川さん(左)と中村さん(右)。ミュージカル本番の映像、使用した衣装、写真集などを展示しています。グループ全員がコスプレ経験者というのがきっかけで始まった企画だそうですが、ミュージカルはコスプレに加えて、セリフや歌、身体を使って踊ることが求められ、簡単にはできないもの。その他にも脚本、演出、照明、音楽など、出演者以外に様々な役割が必要で、本番までは苦労の連続だったとか。しかし、演劇部の学生に協力を得たり、ボイストレーナーを呼んでレッスンを受けるなど、たくさんの人の協力によって実現できたそうです。

二人の話を聞いていると、好きなキャラクターをいかに再現するかということから、自分自身としての歌や踊りといった表現をいかにするかに関心が移ったり、一人では実現できないことを、グループワークを通じていかに行うかなど、ミュージカルという身体表現を通して考え、学んだ様子が伝わってきました。


コスプレミュージカル『Alice in timerland』の展示品。

さいごに、現在ここkara-Sで開催している、学生による作品販売「セイカのおみせ」についても紹介します。

「セイカのおみせ」は、2012年から卒業・修了制作展の時期に合わせて開催している、京都精華大学の学生作家を集めて、作品、雑貨、アクセサリーなどのオリジナルグッズを販売する企画です。今年は20人の作家が出品しています。学生たちにとっては、自分の作品を社会に発信するぜっこうの機会であると同時に、自分の商品がお客の心をつかむのかどうか、リアルに反応がわかる貴重な学びの場ともいえます。タケダはこっそりと、kara-S店長の川良さんに売れ筋商品を聞いたのですが、「えー!その商品が人気なんですか?」と、自分の趣味と売れる商品のギャップを知って内心へこんだところです。

川良さんによると、この「セイカのおみせ」出展をきっかけに、その後もお店で作品を販売する卒業生もいるそうです。いまでは、お店の商品の半分くらいが、精華の学生と卒業生によるものだとか。作家を目指す精華の学生たちは、ぜひkara-Sに行ってみてください。

こちらはプラスチックのイヤリング。かわいいものからユーモラスなものまで、アクセサリー類は充実。

指でつまむほどの小さいものですが、こっちを見ているようで、気になるオブジェ。

商品はすべて期間・数量限定のため、お近くに来られた際にはぜひkara-Sにお立ち寄りください。(会期は2月22日まで)

 

 

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