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2015.05
29
15:40

人文学部のおにいさん、おねえさんに教わるはじめての田植え

今年の春、京都市動物園と京都精華大学人文学部は環境教育に関わる連携協定を結びました。この協定は、人文学部の学生たちが、京都市動物園を学びの場として活用し、その学びの成果を動物園に還元していく、という取り組みを行う目的で締結されたもの。

現在、人文学部の板倉ゼミの4年生15人が中心となって、京都市動物園でさまざまな活動を行っています。
京都市動物園では、今年の夏のオープンに向けて「京都の森」の整備が進んでいます。
(下の写真の黄色のフェンスより手前が「京都の森」の敷地)
板倉ゼミの学生たちは、「京都の森」の担当を任され、3班に分かれて池や棚田の整備、周囲の生物調査を行ったり、キリン舎の屋上庭園の整備などを行ってきました。


棚田は3段。ここにイネの苗を植え、収穫までを行う「田んぼプロジェクト」が立ち上がったのは今年の1月。
農家さんの指導を受けながら、学生たちも田起こしを手伝いました。

そして、5月26日(火)。田植えを行う日がやってきました。
この日は、小さいお友達と一緒に田植えを行います。

やってきたのは錦林小学校の2年生、90人。
京都市動物園の和田さんの説明を真剣なまなざしで聞く子どもたち。
写真の右に写っている、蛍光色のベストを着ているのが、板倉ゼミの学生たちです。
学生たちは、今日は子どもたちへの指導役としてがんばります。

まずは、学生たちがお手本になって、田植えのやり方を説明します。
田んぼの上に張られたロープにつけられた印に沿って、苗を2~3本植えていきます。
今日のために練習したらしく、足元が不安定な中、手馴れた様子で苗を植えていく女子2人。
その様子を真剣に見つめる子どもたち。

デモンストレーションが終わったら、いよいよ子どもたちが田植えを行う番です。

はじめて泥の中に足を入れるのか、キャーキャーワーワー言いながら恐る恐る歩みを進めます。
転ばないようやさしく手を差し伸べる学生。ステキ。

学生が「人差し指と中指と親指で2、3本苗を持って、田んぼの中にズボっと植えるんやで」と教え、子どもたちが苗を植えます。
左側の黄色のシャツの男の子は、泥の感触が気持ち悪いらしく、ずっと「オエー」って言ってました。
その右の女の子は「できたー」ってはしゃいでてかわいかった。

中には転んでしまう子もいて、自分が泥だらけになるのも気にせず、助けようとする学生を発見・・・
炎天下のせいか、思わず目から心の汗が流れてしまいました。

こちらではおにいさんが子どもたちの泥だらけの足を水で洗ってあげています。
みんなやさしいなあ。ステキ。
約1時間半、子どもたちはキャーキャー言いながら田植えを体験し、学校に戻っていきました。


子どもたちが植えきれなかった部分は、学生がバトンタッチして田植え。
早い!そしてまっすぐ!
ずっと中腰でツラいだろうに、「しんどい」とも言わずに手馴れた様子で植えていく、その姿はかっこよくもありました。

学生たちは、定期的に田んぼの草取りを行ったりしながら、棚田とお付き合いを続けていきます。
秋にはまた、子どもたちと一緒に稲刈りを行う予定もあるとか。
同時に、「京都の森」の整備も継続していきます。最終的には、卒業プロジェクト(人文学部4年生が行う卒業研究)の成果としてまとめるそう。
今年の夏の「京都の森」のお披露目のときには、「精華の学生が担当したんだよ!」と自慢してみようと思っています。

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