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2013.12
09
18:07

みうらさん、リリーさん、ひさうちさんの「悩み相談室」

11/29金曜日、夕方5時、明窓館M-201。
みうらじゅんさん(マンガ学部客員教員)、リリー・フランキーさん、
ひさうちみちおさん(ギャグマンガコース教員)のマンガ学部特別講義を聞いている私は、
親にだまって深夜のテレビ番組を見ているような気分でした。

(写真左から、みうらじゅんさん、リリー・フランキーさん、ひさうちみちおさん、司会の吉村和真先生

こんな豪華な顔ぶれが集合したのも、セイカならでは。
尊敬するひさうちさんに請われてマンガ学部客員教員に就任したみうらさん。
夏のオープンキャンパスの特別講演を終え、「では次はいつ・・・」と相談したところ、
「じゃあ、リリーさんにも来てもらおう!」という大展開に。
映画『そして父になる』を見た後だったので、あのリリーさんが岩倉にいることが信じられない・・・

そして実現した、セイカの学生から事前に集めた真剣なお悩みに、この3人が答える特別講義。
質問内容は「恋愛」「友人関係」「学生生活」「制作」「将来」の5種類に分類されており、
特に「恋愛」の悩みへは、ここには書けないようなお答えが続出・・・
途中で司会の吉村先生がみうらさん、リリーさんの暴走を制止する場面も。

一転して「制作」「将来」の悩みへの答えには、さすが表現者と思わせられるものが。

「絵はうまいけど、あなたにしか描けないものがない」と言われた、という学生の悩みに、
「あなたにしか描けないものはいつか見つかる。絵はうまいほうがいい」とリリーさん。
みうらさんは「僕は50歳過ぎてから突然絵がうまくなってきた。うまくなると描きたいものが
増えてくるんだよね。せっかく絵がうまいんだから、センスがある人と組めばいいよ」と。

「特に描きたいものがないのだけれど、表現したいことがないとマンガ家に
なれないのでしょうか?」という悩みには、
「描くことがない、表現することがない、ということもマンガにできる」(リリーさん)
「自分が言いたいことを言うのが”表現”。例えば、今は尿瓶(しびん)を集めてるんだけど、
3つ集めると何かが見えてきて、人に言いたくなるんだ。それも”表現”だよね」(みうらさん)

セイカは文化や芸術といった「表現」を学ぶ大学。
学生たちは「自分だけの表現」「新しい表現」を求めて、毎日もがき続けています。
悩んだり、壁にぶち当たることもしばしばあるでしょう。

「オリジナルな表現じゃないとダメ、じゃないから。もっと自分をなくしていかないとね」
とリリーさん。
さまざまな経験をしてきた人ならではの意見。
肩の力を抜いて~と言われているようです。

そんな真剣な答えの合間合間に、腹筋が痛くなるぐらいの笑い話をはさんできたりと
緩急のバランスが「大人」を感じさせる90分でした。

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