seika∞sekai – 京都精華大学ブログ -

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2013.12
13
14:10

HAPPYなあったかさのある森本千絵さん

先日、デザイン学部建築学科の連続レクチャー
「可能性の空間」でゲストとして登場したのは
コミュニケーションディレクターやアートディレクターとして
大活躍中の森本千絵さん。

わたしが初めて見た森本さんの作品は、
Mr.Childrenのアルバム『HOME』だったような。
いろんな家族の血縁図が写真に落とし込まれていて、
「これ、おもしろいなー」と思ったことをいまでも覚えています。

ミュージシャンのアートワークや広告、CMなど、
これまで手がけてきたものの中からいくつかをピックアップして
制作過程やその時々に思っていたことを話してもらったのですが、
個人的におもしろいなあと思ったのが「HAPPY NEWS」キャンペーン。

これは「若い人に新聞を読んでもらいたい!」
と、日本新聞協会から依頼を受けて取り組んだもの。
堅く難しい記事でいっぱいに見える新聞から、
楽しく明るい話題を集めた「HAPPY NEWS」キャンペーンは
口コミで「おもしろい!」と評判になり、
テレビの情報番組など別のメディアで取り上げられるように。
「HAPPY NEWS」を集めた本も出版されたりして、
新聞に興味をもってもらうために
ほかのメディアの伝播力をうまく利用したというわけ。
長い目で見ればすごく効果的!(なんといっても広告を打つより安くすむ!)
この他方面への広がりは、結果的に「新聞を読んでもらう」という
目標をはるかに上回る結果になったんじゃないかな、と思いました。

森本さんは「こうなったらいいな」「おもしろいな」と
自分の気持ちが動いた感覚をすごく大事にして、
それを人の心に届くようにデザインする感覚がすごい!
そこがほかの人には真似できないところなんだろうな。

「恐怖は細胞に残る、とどこかで聞いて
ひとをいやな気分にさせるものを作るのは絶対にやめようと思った」

と、メディアがふだん自分たちの周りを
何気なく横切ってるってことに気づいてからは
身体にいいものをつくろうと思ったんだそう。
森本さんのこの言葉を聞いて、作品からHAPPYなあったかさを
感じられることに、わたし以外の人もきっと納得がいったんじゃないかな。

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