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2013.12
24
18:36

鍋会から地球と学問の未来を学ぶ!?

ほうとう鍋っ!

京都精華大学の宿泊施設「e-box」で、鍋集会が開かれていました。
これは、人文学部の授業のひとつ。
人文学部の「コース演習」として行われている、「循環型ものづくり」の実習です。

この授業では農業、炭焼き、古民家保全などの実習を通じて
持続的発展可能な社会のありかたについて学んでいます。

ほうとう鍋の具材は、大学の裏にある実習用の畑で学生が育てたもの。
化学肥料を使わずに有機肥料・生ごみ再生肥料を用いて
農業を体験することで、循環型ものづくりの意義をからだで学びます。

「循環型社会について、手間ひまがかかってしまうことも含めて
 現場を通じて学んでほしい」と、恩地先生(写真右)。

有限である資源を効率的に、そして持続可能な形で利用していく社会をめざすために、
廃棄物処理やエネルギーの問題に取り組む必要があるのですが、
将来の地球環境に関わる問題はスケールが大きすぎてイメージしづらいですよね。
原発事故問題もそうなのですが、スケールの大きな問題は
科学的に調べれば調べるほどよく分からなくなることもあります。
(現に、原発事故と健康の関係についての科学的な説明が混乱していることは
 今の日本が抱える大きな問題になっているかと思います。)
そこで実地的に学ぶことで深い理解を目指すのが、セイカの人文学部の学びです。
からだで学ぶこと、それは実は学問と切り離せないことではないでしょうか。

人文学部2年生のヨシダくん。
高校生のころにも野菜を作った経験があるという彼ですが
大学での実習としての耕作では土作りから始めることを通じて
「畑のウネも含めて全て手作業でつくりあげてみると
 自然本来がもつ力の強さに気づきましたし
 地方の人々の暮らしへの想像力がつきました。
 今後、有機農業や循環型農業について深く学びたいです。」
ヨシダくんのなかに、新しい目標や考え方が身についていました。
それはきっと、からだで学んだからこその結果です。

…さて、からだで学ぶ手法の一つに「味見」があります。
ということで私もほうとう鍋を頂きました。
つい30分前に収穫されたばかりの野菜から
なんだか生命力を感じてしまいました。

【行動する人文学部について、脳科学者の養老孟司と
 人文学部長のウスビ・サコの対談をしています。
 詳しくは木野通信58号(PDF)をチェックしてみてください。】

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