型染めと友禅でオーストラリアを描く

Date_ 2013.04.02 21:04

大学院1年生のメリンダさんと出会いました。


彼女はオーストラリア国立大学在学中の2008年に
1年間テキスタイルコースに留学。

一度オーストラリアに帰ったものの、
去年から研究生としてセイカに戻り、今年から院生になりました。
日本の伝統的な「型染め」「友禅」という技法を本格的に学ぶためです。

型染めは、布に色を染めない部分(防染のためのノリをつける部分)の型紙をつくります。
つまり、描きたい絵と「逆」の型紙が必要。
しかも、型紙ものりも、なんでも自分でつくらないといけません。
でも、メリンダさんは、そこがおもしろいと言います。


そんな彼女の「車冠鸚鵡図」という作品。
型染めと友禅という技法をつかって、
南オーストラリアに生息するクルマサカオウムやユーカリの花を描いています。

この作品を見て、オーストラリアの先生は「オーストラリアっぽい」といい、
セイカのテキスタイルコースの先生は「日本的」と言ったとか。
メリンダさんが、笑いながら教えてくれました。

「自分としては、日本の見方でオーストラリアを描いている。
オーストラリアの人が見てわかる『日本』の味があるんだと思う」


彼女がこれから挑戦したいことは、
型染めや友禅をもっと勉強するほかに、
「オーストラリア的な、鮮やかな色を、本格的に表現すること」だそう。

彼女が知ってるその本物の鮮やかさを、
私は作品を通して見られるわけですね。

ひとと知り合うことは、世界を見るフィルターをひとつ手に入れること。
知り合うひとが作品をつくるひとだと、それがより楽しいです。

彼女のはじめての個展がギャラリーH2Oで今日からはじまっています。
庭や茶室があるところが気に入ったギャラリーだというので、
彼女の作品にすごく合っていそうです。

春のオープンキャンパス(イノコの下宿相談)

Date_ 2013.03.24 18:06

きょうは今年最初のオープンキャンパスを開催!
いつもは授業体験がメインですが、
今回は各コースの個別相談をメインとした<相談会型>の
プログラムを初めて実施。

写真は芸術学部テキスタイルコースで個別相談に乗る
鳥羽先生(左)と上野先生(右)。
コースごとの違いや特徴、入試までにどんな勉強をすればいいのか、など
参加者は疑問、質問を教員に直接尋ねていました。

かわってこちらは受付の様子。
あれれ?学生による下宿相談会なんてあったっけ!?
と思ったら、学生スタッフのイノコくん(左:立体造形コース3年)が
大阪から来たミネヒラさん親子と下宿について話していました。

「下宿は2年生の終わりごろからがいいかもしれませんね。
制作にも集中できますし。友達・先輩などから話を聞いてそれまでに
いい物件を探しておくのがいいですよ~。
あと、二軒茶屋とかもっと鞍馬寄りに住むと、
家賃は安いけどスーパーは19:30で閉まるので注意です!」

懇切丁寧に下宿相談対応をするイノコくんは
セイカに来てからより良い条件の家を求め4回も引っ越したんだそう。
ここだけの話ですが…という話が数多く飛び出し、
ついつい私も”下宿コンシェルジュ・イノコ”の話に聞き入ってしまいました。

セイカ生の下宿実態を聞いたミネヒラさんは
「こんなに深く話せると思ってなかったので
いろいろな話が聞けて良かったです!」
と、満足した様子で帰られました。

こんなふうに、オープンキャンパスではセイカの学び相談のほか、
ひとり暮らしや奨学金についての相談にも
教職員が(ときには学生が)お答えします。
次回のオープンキャンパスは授業体験がメインの<体験型>プログラム。
また、今回と違った内容で実施しますので4月28日(日)をお楽しみに!

オープンキャンパスまであと4日(卒業制作選抜展)

Date_ 2013.03.20 21:09

ギャラリーフロールでは、「卒業制作選抜作品展」が今日からスタート。
今年度の卒業制作作品から選ばれた、
芸術学部・デザイン学部・マンガ学部各コースの優秀作品がそろいます。


のぞいてみると、まず目にとびこんでくるのは、
グラフィックデザインコースの藤本理子さんの壁一面の作品。
世界平和をねがって、
国旗の色をつかってその国の象徴的な花を描いています。
2月の卒制展でもめだっていたけど、フロールでもその存在感は圧巻です。


1階は、芸術学部とデザイン学部の作品、
2階が、マンガ学部の作品が展示されているので、ゆっくりまわってほしいです。

週末3/24(日)のオープンキャンパスでもこの展覧会は見られます。
高校生で志望コースがある人は、いつかセイカで学ぶ自分を想像してもらえたらと思います。
これから志望校を決める人にも、
セイカの学生たちのもってるパワーを感じてもらえる展示ですよ。

しかおのつぶやき