TMゼミ×(アート+マンガ)=?

Date_ 2011.06.30 18:30

昨日は、マンガ情報誌の取材に同行して、『TMゼミ』を見学してきました。

TMゼミは、マンガプロデュース学科の竹熊先生と三河先生を中心に、
“新しいマンガのあり方を大学から発信しよう”と去年スタートしました。

自主的に活動しているゼミなので、単位はでないけど、
セイカの出身であることの他は、参加条件がありません。
現在は在学生や院生、卒業生など年齢や性別をこえた
約20人の参加者が集まっています。

そんなTMゼミの活動内容はとてもアグレッシブ。
参加者全員で持ち込み作品のネームをチェックする
「公開編集」をはじめ、Webマガジンの制作・運営、
コミックマーケットへの参加など、実制作と同じくらい、
作品の発表場所やその機会をとても大切に考えています。

最近では、イベント情報誌「関西Walker」に、
プロ漫画家の松本美緒さんとのコラボ作品が掲載されるなど、
マンガ雑誌以外でも活動の成果が出ています。
第2弾が7月5日発売の関西Walkerに掲載予定!)


そんなTMゼミがいま進めているのは、
大阪府の「大阪カンヴァス」事業に応募する作品プロジェクト。

大阪カンヴァスは、大阪のまち全体をアーティストの
発表の場としてつかう“大阪ミュージアム構想”の一つ。
今回、TMゼミはこのプロジェクトで“読む”だけではない、
新しいカタチのマンガを提案しようと構想を練っていたのでした。

「屋外はメンテしやすい素材でないと・・・」

「借景を利用できるような場所はどこだろう?」

・・・などなど、まだアイデア出しの段階でしたが、
実現したら面白い!っていうプランが次々に出てきて、
聞いているだけでとてもワクワクしました。

現代アートとマンガをかけ合わせたら、
一体どんな作品が街中に出現するんだろう?

気になる審査の結果は8月下旬に公表されるとのこと。
完成したら僕も参加してみたいな〜。

360°LIVE STAGE

Date_ 2011.06.30 13:25

昨日と今日の二日間、M104で学生主催のライブイベント
you[music]you」が行われています。

「360°どの方向へも表現することができる」という円形のステージで
演奏されるというのがおもしろそうなので、
昨日の夜に見に行ってきました。

こちらがそのステージ。

このイベントを主催している
アコースティックフェローズの有志を中心に結成された団体
「D.Y.S.」のヤマシタキヨシくん(人文学部・4回生)たちは
「音と観客の距離が近くて、
いろんな角度から見られるステージがつくりたかったんです」
と説明してくれました。

たしかに、ステージと客席の段差がないので、
パフォーマーを目の前で見れるし、音も近そう。
通常のステージなら最前列でも近くで見られないドラムも、
このステージだと後ろから見ることもできます。
はなれて階段の上から見下ろせば、
ステージ全体を見ることもできます。

さて、そのステージでみたライブのようすはというと。

この日のトップバッターだったザ・ハイボールズ。

メロコア系パンクロックバンド。
ボーカルの子がさいしょからステージの外に出て、
客席につっこんでいったり、ステージまわりを走っていて、
元気の良いバンドにこのステージは合うなあと思いました。
それと、観客の一人に顔をつきつけて歌っているのが
レスラーのマイクパフォーマンスみたいで、
ステージが一瞬、プロレスのリングに見えました。


秋村 充さん。

ロックシンガー。パフォーマンスが激しかったです。
ギターの穴まわりがすれて白くなっているところから、
なんとなくそのことを感じとれるのではないでしょうか。
「こんなステキな空間をつくってるみんなのことを
俺はロックンローラーと呼びたいと思います」
という熱いMCが印象的でした。

この日出演していたThe Proposeをバックバンドに迎えて
さいごに演奏していた曲では、コール&レスポンスもあり
会場が一つになってました。


昨日はロックでジャカジャカした音のバンドが出てたけど、
今日はメロディがきれいでポップなバンドが出るそうです。
また違う雰囲気になりそうでたのしみです。

return

Date_ 2011.06.29 21:18

ギャラリーフロールで開催中の大野由美子さん(洋画卒業生)の
展覧会「return」をみてきました。

大野さんはセイカを卒業後、ハンガリーとチェコの美術大学で学び、
現在もチェコを拠点に作家活動をしています。


展覧会と同じタイトル「return」という作品。
大きな板の上にブロックのような陶器を線路のように並べてあります。
大野さんにとって「return」とは、ヨーロッパから生まれ育った日本に
帰ってきたこと、そしてセイカに帰ってきたこと、2つの帰郷の意味が
込められています。
と同時に、日本を離れて海外で暮らす何年も暮らしていると、
「本当に自分が帰るべき場所はいったいどこなのだろうか」とも
思うそうです。
鉄道模型のようでありながら、どこにも停まるべき駅らしきものがなく、
線路がループするこの作品にはそんな想いが表現されています。


こちらは版画技法のひとつ、モノプリント(モノタイプ)をつかった
「歩く」という作品。
すぐ側に展示されているアニメーション作品にも使われている作品が
各シーン8枚ずつ、4コママンガのように展示されています。
茶色の紙に刷られた黒いインクの物質感と、軍隊が行進するイメージが
合わさって、なんとなく不穏な空気を感じる作品です。


こちらは、たくさんの携帯電話をつかった「wondering」という作品。
それぞれの携帯電話からは「家」や「帰郷」などをテーマにした
クラシック音楽や国歌、ポップス曲の着信音がランダムに鳴り続けます。

他にもいろいろな作品が出品されていたのですが、油彩、段ボール、
本、電光掲示板、銀、コピー用紙、映像、ポストカードなどなど、
幅広いメディアで表現していることと、身近な材料やものが使われて
いるのが印象的でした。

「海外でつくった大きな作品を日本に持って帰るのは費用もかかるし
難しいので、今回はできるだけ日本でも手に入る既製品をつかって
作品をつくることを意識しました」と、大野さん。
さすが海外で作家活動を続けるアーティストはたくましい。

会期は7/6(水)まで。
大野さんは会期中ほぼ毎日会場にいるそうなので、興味がある人は
ぜひ声をかけて作品のことや海外の話を聞いてみてください。
ここでは書ききれない話もたくさん聞けるはず。

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しかおのつぶやき