ぱんパーティー

Date_ 2012.01.31 20:09

まだまだ後期定期試験が続く、今日の昼下がり。
研究室でほっこりパンを食す、人文学部の真下先生と学生たち。
江口先生もいます。(左)


みんなが食べているパンはこちら。


デニッシュ生地の中には、、、


こんなかんじで、にゅいーんと、八ツ橋が包まれています。

これは山一パンという会社の「京 八つ橋あんぱん」という商品で、
京都吟味百撰
にも撰ばれた京ブランド認定食品。
真下先生が「京都学」という授業の中で、八ツ橋の由来や現在の
バリエーションなどを取り上げていることを山一パンの方が知り、
ぜひ学生のみなさんに食べて欲しいと、今回たくさんのパンを
送っていただけることになりました。

学生のみんなに感想を訊くと、、
・サクサク、モニュモニュ
・シナモンの香りがちょうどいい
・甘すぎないあんパン
・バターの風味がしっかりしてる
・意外にふつう(いい意味で)

などなど。

真下先生といえば、節分おばけ。
今年も2月4日(土)に、京都三条通商店街でお化けパレードを行います。
準備もほとんどできていると聞いて、このゆったりとしたお茶会にも納得。


「着ぐるみのパンダのポケットに飴をいくつ入れることができるかなあ」
と話していた、人文学部3年のタニジリさん。
おばけパレードではパンダの着ぐるみを着て、みんなに飴を配るんだそう。
そして、このパンダはタニジリさんが三代目になります。
「初代と二代目の先輩に負けないように、パレードでははっちゃけます!」
と、はっちゃけ宣言。今年も賑やかなパレードになりそうです。

本館2階、壁に花。

Date_ 2012.01.30 20:56

年末から、なにができるんだろうと気になっていた本館2階の壁。
今日とうとう完成しました。

これは、建築コースの客員教授エレナ先生の授業で作った作品。
3、4年生と院生あわせて15名が参加しました。

アートとテクノロジーと建築の融合をさぐるエレナ先生らしく、
花から感じた感覚を再現するという試みです。

中心になって関わった建築4年のヤマニシくんによると、
「これが建築か、と思われるだろうけど、
全体を俯瞰で見ても、細部を見ても、
一貫して同じイメージを感じられるよう設計しているところが建築的」。

細部には学生たちがCGで描いた、
花の凛とした佇まいやなまめかしさが出ています。

ヤマニシくんの話を聞いていたら、
建築というのは、箱やモノ、事象ではなく、
「考え方」のことかもしれないと思いました。

この授業では、
エレナ先生のリクエストに学生が答えるかたちで作品をつくってきました。
「エレナのセンスを学んだ」とヤマニシくん。

エレナ先生は、自分のやり方を学生に忠実に遂行させます。
エレナ先生のやり方にどっぷり浸かることで、
ひとつのプロフェッショナルな手法を学んでいました。

この作品の展示は、来年の6月まで。
学生や外部の方の出入りも多い本館に、
見どころがまたひとつ増えました。

ナチュラル・ストーリーズ

Date_ 2012.01.27 19:42

先日行われた、芸術学部メディア造形学科の客員教授 、
写真家の畠山直哉さんの講演会。

昨年に東京都写真美術館で開催され、いまアムステルダムに巡回中の
個展「Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」の話を中心に、
畠山さんの自然観や、写真の力学に関する持論などをお話しいただきました。


石灰や石炭など鉱物資源を精製する工場や採掘現場、その跡地を
捉えた作品を発表されています。壮大で圧倒的な自然と関わりな
がら生きる人間の営みや歴史を、静謐で美しい風景として写し
出してきた畠山さん。
「自然」と聞くと、海や山といった美しい風景を想像しますが、
畠山さんの作品に写る採掘現場のように、人間が手をかけて変形
させた地形などを見ると、より強く自然を意識してしまいます。

畠山さんは東日本大震災で津波の被害にあった陸前高田市の出身。
津波によって畠山さんの実家は流され、母親を亡くされました。
個展では、震災後に畠山さんが撮影した陸前高田の写真とあわせて、
震災以前、帰郷するたびに撮影していたという、今は失われてしまった
かつての町の風景がスライドショーとして映し出されました。

震災以前の写真には、畠山さんの実家の前を流れる気仙川の水面や
祭りに参加する人々、そしてお母親の姿が、静かな情景として捉えられ
ており、こんなに美しい風景が自然の力によって失われてしまったことを
どう理解してよいのかと深く考えさせられます。


「震災は納得できるものではないけど、自然とは人間のもつ意識や思考、
社会を超えて現象する出来事です」

私たちが自然を意識するという意味では、被災地の写真は
その極みにある風景を写していると言えるのかもしれません。

個人的な歴史を背景にもつ畠山さんが撮影した写真と、いわゆる
報道写真を評価あるいは比較することの困難さや、
震災以前の風景を写した写真のように、写真がある出来事によって
まったく別の意味を持ち始めるという、写真と出来事の関係性に
ついて言及された写真論が興味深かったです。

震災以後、さまざまな人によってアートや表現の可能性について
語られていますが、表現者が乗り越えなければいけない、新たな
境地に立たされていることを実感する講演でした。

しかおのつぶやき