seika∞sekai　京都精華大学ブログ

今年もオープンキャンパスを開催します。
まずは、4月末の2日間。

4月29日（日・祝）　オープンキャンパス
4月30日（月・振替休日）　オープンクラス

当日のプログラムを公開しました！


29日（日・祝日）のオープンキャンパス、今年はちょっとちがう。
後日明かされる新企画や、卒業制作作品の展覧会も開催します。
キャンパスツアーや各コースのワークショップなど
セイカのことがよくわかるイベントも盛りだくさん。
2013年度に新設するコース（音楽、ファッション、イラスト、ギャグマンガ、
キャラクターデザイン）でももちろんワークショップを開催します。

30日（月・振替休日）は、休日だけどセイカは授業日。
大学の授業をのぞいたりして普段のセイカを見学できます。
たくさんの授業を公開するので、当日になって迷わないよう
今から気になる授業をチェックしておくといいかも。

オープンキャンパスの年間スケジュールがひとめでわかる
手のひらサイズのカードもできました。
ブルーとイエローの2色を重ねたときにできる色がきれい！
この色味について、広報課内では
「カリブ海」や「オーロラ」というおしゃれな声と
「ラムネ」や「メロンクリームソーダ」という食いしんぼうな声が。

カードは進学相談会やオープンキャンパスで配布します。
どんな色なのか・・・ 友達同士で違う色をもらって重ねてみてね。
そして、セイカのキャンパスをぜひ見にきてください！

グラフィックデザインコースの2年生が、
インド工科大学インダストリアル・デザイン・センターが主催する国際会議
「Typography Day 2012」のポスター・コンペティションに入選しました。


入賞した作品をもって、西谷さん（左）と中岡さん。

コンペティションのテーマは
「母国語を用いて、好きな言葉もしくは意味のある言葉を表現する」。
開催国のインドをはじめ、世界各国から500を越える応募がありました。

西谷さんの「アカンねん」は、震災と原発事故後の日本をテーマにした作品。
粘り強く復興を目指しながらも、払拭しえない不条理感や、どこにも
ぶつけようのない、「このままではアカンねん」という気持ちを込めました。
激しく振動して崩れた後のような文字は、それを表象しています。

中岡さんの「めしあがれ」は、いろんな国の人が出品するコンペを意識して、
日本人ならではのおもてなしの心を表現しました。出来立ての料理から
立ち上る湯気、その向こうに現れたような「めしあがれ」。
ぬくもりを感じる作品です。

サイトにも入賞作品が掲載されているのですが、開催国のインドをはじめ、
イラン、韓国、ポルトガル、チェコなどの作家の作品が掲載されています。
「どんな意味をもつ言葉なのか、想像するのが楽しい」と、西谷さん。

白黒でシンプルなデザイン、書体も似ている2人の作品は、
じつは、グラフィックデザインコースの授業課題で制作したもの。
まず、決められた書体をつかってデザイン。
一度、紙にプリントアウトしたものを、水に浸けてふやかしたり、
その上から描画したり、破いたり、指でこすったり、
色々なアナログ加工をしたものをスキャンして取り込み、
最終的にデータとして完成させています。

2人はもうすぐ、3年生。
大学にも慣れてきて一番楽しい学年なのかなと思って訊いてみると、
「えー、不安。2年生にしがみついていたい気分（笑）」と、口をそろえる2人。
「授業も、リアルに広告を想定した課題だったり、社会との関わりを
意識した内容になってくるし、ただ楽しくつくるだけじゃだめなので」
と、まじめに考えていて、、、訊いたこちらが恥ずかしくなりました。

4/4(水)の14時から。
セイカノートの企画を考える、ワークショップをします。
次号の特集テーマ「音楽」をどんな切り口で紹介できるか、
1号から編集をお願いしているRe:Sの竹内厚さんと一緒に考えていきます。

2009年から広報課が発行しているフリーペーパー「セイカノート」。
学生から「私も関わりたい」と思ってもらえるフリーペーパーになることが、
ひとつの目標でした。

いまではカバーイラストを描いてもらったり、
ファッションスナップを撮ってもらったり、
学生ページの取材とライティングをしてもらったり、
少しずつ学生と一緒につくれる部分が増えています。

2012年度は企画から一緒につくってみたい！
ということで、
興味のある学生さん（セイカ生に限る）は
4/4に広報課に来てください。
新1年生もぜひ。
待っています。