木野祭2012、前夜祭。

Date_ 2012.10.31 20:02

木野祭2012、はじまりましたよー。

朝、本館前の動物たち(タテカン)に迎えられ、
お昼を過ぎると本格的に準備がはじまってにぎやかに。
日が暮れるころ、模擬店から漂ういいにおい。
今日はお祭り前のわくわくを五感で感じながら働いていました。

そして夕方からはじまった前夜祭。
大ステージのトップバッターをつとめるのは
教職員らによる「SEIKA BAND」。
なんと、オーディションを通過しました!

「25年ぶりに大ステージに立ちます」と
人文学部の堤先生(Vo&Gt/写真左)。
この貫禄のある発言に照明効果も手伝って、
一瞬、大物バンドに見えました。

このあと学生が飛び込みで一曲歌っていったそう。
学生も、教職員も、みんなで楽しむ木野祭にふさわしい
オープニングだったのではないでしょうか。

木野祭は3日(土)まで続きます。
特に夜は寒くなるので、あたたかくしてお越しくださいね。

グラウンドに響く「パーンッ」

Date_ 2012.10.30 18:49

先日は「読書の秋」ブログをお届けしたので、
きょうはセイカの「スポーツの秋」をレポートしようと思います。

スポーツをする場所といえばグラウンド。
夕方訪れてみると
「パーンッ」
とボールがグローブにおさまる大きな音がグラウンド中に響き渡っています。
音を響かせる主は人文学部4年の黒沢くんと、2年の宮くんでした。
2人は野球同好会のメンバーです。

ピッチャー経験のある先輩・黒沢くんが
現エースの宮くんにコントロールの指導をしています。
「僕ピッチャーのセンスないんですよね~」
と言いながらも手元で伸びるいい球を投げる宮くん。

黒沢くんはただいま卒業論文を執筆中。
凝り固まったからだをほぐすのに運動はうってつけ。
久しぶりに体を動かすことを本当に楽しんでいるようでした。

暗くなったらライトをつけ、
最後にはキャッチボールがどんどん本格的になり、
ピッチングさながらの勢いでマウンド←→ホームベース間の距離で投げ合うまでに。

あの気持ちいい「パーンッ」といういい音を響かす2人からは
わたしには真似ができない力強さとエネルギーを感じました。

金属は時代を背負っている。

Date_ 2012.10.29 20:29

先週、そんな話を立体造形コースの西雅秋先生から聞いたものだから、
授業をのぞいてきました。

立体造形コース1年生の鋳造の授業。

みんな↑が見ているのは、今日使うブロンズ。
ブロンズを溶かし、石膏で作った鋳型に流し込んで作品をつくります。

20代の頃に西さんがつくった作品を溶かし、
学生のコンセプトのもと、新しい作品として生まれ変わらせるのだそうです。

なぜ自分の作品を犠牲にし、学生に素材として渡すのか。

それは、金属が時代によってかたちを変える運命をもっているから。
ものをつくるということは、
歴史を、社会を背負うことでもあるから。

そんなメッセージを伝えるため、
自分の作品を学生たちの前で切り刻み、溶かし、
学生たちに、「新しい形を与える」「新しい価値を生む」体験をさせます。

言われてみると、金属は熱によってかたちを変えることができます。

たとえば、鍋やヤカンを溶かして武器にし、
終戦とともに、武器は平和の願いを込めた鐘となったりするわけです。

歴史を知ったうえで、なぜその金属を使って作品をつくるのか、
学生たちに考えてほしいのだそうです。
学生に与えられた課題のテーマは「最古の記憶」でした。

工房では、西さんの声が響きます。
「こら、足でシャベルを使え」
「熱いうちに銅を叩け」
「もたもたするな。いまは手袋いらねーよ」
「そんなへっぴり腰じゃ、だめだ」

ぶっきらぼうな物言いからも、
彫刻家として生きてきた西さんの生き様がよく伝わってくる授業です。

しかおのつぶやき